CONCERNS こんなお悩みありませんか?
入れ歯がズレたり外れたりして食事がしにくい
歯を失ったまま放置していて、他の歯への影響が不安
自分の歯のようにしっかり噛める治療を求めている
骨量不足と言われてインプラントを諦めた経験がある
複数本をまとめて治療したいが、費用や期間が気になる
WHAT’s インプラント治療とは?
インプラント治療とは、歯を失った部分にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着することで欠損を補う方法です。人工歯根は骨と強固に結合するため、硬い物でも安定して噛むことができます。また、上部構造にはセラミックを使用するため、見た目が非常に自然で周囲の歯とほとんど見分けがつきません。さらに、噛む力が歯ぐきに伝わることで歯槽骨の退縮を抑制する効果もあります。適切なケアを続ければ、10年から20年以上にわたり長く使用できる点も大きな魅力です。
SECOND OPINION インプラント、入れ歯・ブリッジとの比較
| インプラント | ブリッジ | 入れ歯(義歯) | |
|---|---|---|---|
| 見た目 (審美性) |
天然歯に似た自然な仕上がりが可能 | 金属が目立つことがある | 部位によっては金属のバネが見えることがあり、審美性に劣る |
| 機能性 | 天然歯とほぼ同等の噛む力 | ある程度しっかり噛める | がたつきでしっかり噛みにくく、食事内容に制限が出る場合がある |
| 周囲への影響 | 周囲の歯を削らないため、隣の健康な歯に負担がかからない | 支えとなる歯に負担がかかる | 残っている歯にバネをかける、もしくは粘膜に負担をかける |
| 治療期間 | 3~6ヶ月 | 2~4週間 | 1ヶ月程度 |
| 寿命 | 適切にメンテナンスをすれば10年以上 | 適切にメンテナンスをすれば約7~10年 | 適切にメンテナンスをすれば約5年 |
| 保険適用の有無 | 保険適用外(自由診療) | 保険適用可能な場合もあるが、自由診療で行う場合もある | 保険適用可能な場合もあるが、自由診療で行う場合もある |
| 手術の有無 | あり(外科手術が必要) | なし | なし |
| デメリット | 高価 | 破折するとやりかえる必要 | 慣れるまで違和感が強い |
FLOW 治療の流れ
01
初診・カウンセリング
口腔内の状態や全身の健康状態を確認し、インプラントが適応できるかどうかを判断します。
- 問診・視診・触診
- レントゲン・CT撮影
- ご希望・不安のヒアリング
- 他の治療法との比較・説明
02
治療計画の立案
検査結果をもとに、治療スケジュールや費用、リスクなどを詳しくご説明します。患者様にご納得いただいてから治療を開始します。
03
前処置(必要な場合)
歯周病治療、骨造成(GBR)、抜歯など、インプラント埋入に適した口腔環境を整える処置を行います。
04
インプラント埋入手術
局所麻酔下で顎骨にインプラント体(人工歯根)を埋め込みます。手術時間は約30分~1時間で、日帰りが可能なケースがほとんどです。
05
治癒期間(2~6ヶ月)
インプラント体と骨がしっかり結合するまで、期間を置きます。この間に仮歯を使用することも可能です。
06
アバットメントの装着
インプラントの上部に土台(アバットメント)を取り付けます。必要に応じて歯ぐきの形を整える処置も行います。
07
仮歯の装着
アバットメントに仮歯を装着し、最終的な歯の形を決定します。
08
上部構造(人工歯)の装着
型取り後、セラミックなどの被せ物を装着し、噛み合わせや審美性を丁寧に調整します。
09
メンテナンス・定期検診
インプラントを長持ちさせるために、定期的なメンテナンスと口腔ケアが欠かせません。
- ご自宅での正しいブラッシング
- 3~6ヶ月ごとの定期検診
- プロによるクリーニング(PMTC)
01
診査・診断・治療計画
01CT検査
精密な診断と治療計画が成功の鍵です。CT検査で顎骨の形状や神経の位置を三次元的に把握し、埋入位置・角度を精密に計画。術中・術後のリスクを最小限に抑えます。
02シミュレーション
システム
CTデータを基にシミュレーションを行い、埋入位置・深さ・角度を術前に詳細設計。解剖学的リスクを回避し、安全性と審美性を高めます。患者様への説明もわかりやすい有効なツールです。
02
先進的な治療設備
01ピエゾサージェリー
超音波振動で軟組織を傷つけずに硬組織のみ選択的に切削できる装置です。神経や血管近傍でも安全に使用でき、術後の腫れや痛みを軽減します。
023Dコンピューターインプラントシステム
CT画像を専用ソフトで解析し、理想的な埋入位置をシミュレーションします。サージカルガイドの作製も可能で、手術時の再現性を高めます。予知性の高い治療を実現します。
03ガイデッドサージェリー
サージカルガイドを用い、シミュレーション通りの高精度な埋入を支援する技術です。神経や隣在歯を避け、安全かつ短時間の手術を可能にし、患者様の負担を軽減します。
03
治療環境・医療体制
インプラント専用の手術室
清潔で安全な環境が求められるため、当院では専用オペ室を完備しています。無影灯や滅菌機器、空調設備を整え、感染リスクを最小限に抑えた静かな空間で手術を行い、高水準の医療体制で成功率と満足度を向上させます。
04
様々な条件にも対応するインプラント治療
01骨再生療法(サイナスリフト、ソケットリフト、GBR)
顎骨量が不足する場合、サイナスリフトやソケットリフト、GBRで骨を再生し、インプラント埋入に適した環境を整えます。
02リッジプリザベーション
抜歯後の骨吸収を防ぐため、抜歯部位に骨補填や人工骨を用いて骨形態を保持。将来のインプラント埋入に必要な骨量を維持します。
05
治療方法について
ロケーターインプラント
ロケーターを用いて義歯をしっかり固定する方法です。義歯の不安定さを改善し、残存歯が少ない場合や費用を抑えたい症例で快適な咀嚼と会話を提供します。
06
サポート・アフターフォロー
01無料相談を実施
インプラント治療後の適切なサポートとアフターフォローは、治療の成功において非常に重要です。術後の定期的な通院により、インプラントの状態をチェックし、歯周病やインプラント周囲炎などのリスクを早期に発見することができます。また、患者様には日常的な口腔ケアの方法を指導し、予防的なアプローチを強化することで、インプラントの寿命を延ばすことが可能です。
02歯科技工所との連携
インプラント治療において、歯科技工所との密な連携は欠かせません。インプラントの成功には、精密な人工歯の作製が重要です。歯科技工所と綿密なコミュニケーションを取ることで、患者様に適した形態や色調の人工歯を提供できます。個々の患者様の口腔内に合わせたフィッティングが求められるため、インプラントの埋入後には、技工所と連携して調整を行い、適切な仕上がりを目指します。この協力体制により、治療後の快適さと審美性を最大限に引き出すことができます。
RISK インプラント治療のデメリット
手術を伴うため感染・出血・神経損傷のリスクがあります。また、骨の量が不足している場合は、骨再生療法が必要となり、治療期間が延びることもあります。そして、感染に弱いため、治療後のメンテナンスが重要です。
RISK インプラント治療にともなうリスク
外科手術による腫れ・痛み・出血が一時的に生じることがあります。まれに結合不良で再手術が必要になる場合や、神経近接埋入でしびれや感覚異常が起こる可能性があるため「インプラント周囲炎」に注意し、日々のケアと定期メンテナンスが欠かせません。
Q&A よくある質問
インプラント治療は痛いですか?
局所麻酔を使用するため、治療中の痛みはほとんどありません。術後の腫れや痛みは鎮痛剤で軽減でき、通常数日で治まります。
インプラントの寿命はどれくらいですか?
適切なケアを行えば10年以上持つことが一般的です。ただし定期検診と口腔ケアを怠ると周囲炎などトラブル発生の可能性があるため、日々のメンテナンスが重要です。
インプラント治療にはどれくらい期間がかかりますか?
通常数ヶ月を要します。埋入手術後、骨と結合するまで数ヶ月待ち、その後人工歯装着にさらに数週間かかります。
インプラントは誰でも受けられますか?
骨幅・骨高が必要です。不足する場合は骨再生療法を先に行います。持病がある方は事前に医師と相談が必要です。
インプラントは保険適用ですか?
ほとんどが自費診療ですが、一部保険適用となる場合があります。医療費控除の申請も可能ですので、詳細は税務署にご確認ください。